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電気工事士が下請けから元請けになる方法|仕事の取り方と営業戦略

電気工事士が下請けから元請けになる方法|仕事の取り方と営業戦略

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電気工事士が元請けになるには、「直接顧客を持つこと」が全てです。資格や技術ではなく、営業・集客の仕組みを先に作った人が元請けになれます。この記事では、具体的な手順を順番に解説します。

下請けと元請けの収益差|数字で見る現実

下請けのまま働くと、利益の大半を元請けが持っていきます。

たとえば、一般住宅のコンセント増設工事。

  • エンドユーザーへの請求金額:50,000円
  • 元請け会社の取り分(30〜40%):15,000〜20,000円
  • 下請けに振り込まれる金額:30,000〜35,000円

同じ工事を自分で元請けとして受けると、50,000円がそのまま収入になります。

年間100件施工した場合の差額は、150万〜200万円にもなります。

元請けに切り替えるだけで、仕事量を増やさずに年収が上がります。

元請けになるための3つの前提条件

①建設業許可または軽微な工事の範囲確認

電気工事の元請けとして仕事を受ける場合、工事金額によって必要な許可が変わります。

  • 1件の請負金額が500万円未満:建設業許可なしでも可能
  • 1件の請負金額が500万円以上:建設業許可(電気工事業)が必要

住宅・小規模店舗の電気工事であれば、500万円を超えることはほぼありません。

最初は許可なしでスタートして問題ないケースがほとんどです。

②電気工事業の届出(登録)

個人事業主・法人問わず、電気工事を営業として行う場合は届出が必要です。

  • 申請先:都道府県知事(複数都道府県にまたがる場合は経済産業大臣)
  • 必要書類:第一種または第二種電気工事士免状のコピーなど
  • 費用:登録手数料として22,000円前後(都道府県により異なる)

届出をせずに営業すると法律違反になります。独立前に必ず確認してください。

③損害賠償保険への加入

元請けとして工事事故が起きた場合、全責任を負うのは自分です。

最低限、請負業者賠償責任保険に加入してください。

  • 年間保険料の目安:30,000〜80,000円
  • 補償内容:工事中の事故・第三者への損害など

保険に入っていることを顧客に伝えると、信頼感が増して契約率が上がります。

元請け仕事の取り方|具体的な5つの集客方法

①Googleビジネスプロフィール(MEO対策)

「地域名 電気工事」で検索した人に、自分の会社を表示させる方法です。

費用は完全無料です。

設定のポイントは3つです。

  1. 施工写真を最低20枚以上アップロードする
  2. サービスカテゴリに「電気工事」「コンセント工事」など具体的に入力する
  3. 口コミを月2件以上もらえるよう顧客にお願いする

口コミが10件を超えると、検索で上位に表示されやすくなります。

登録から3〜6ヶ月で問い合わせが来るようになったケースが多いです。

②地元の不動産会社・管理会社へのルート営業

賃貸物件の修繕・原状回復工事は、安定した仕事の宝庫です。

不動産管理会社は常に「信頼できる電気工事業者」を探しています。

営業の具体的な手順はこうです。

  1. 地元の不動産会社をGoogleマップで30社リストアップする
  2. A4一枚の会社案内(施工写真・対応工事一覧・連絡先)を作成する
  3. 飛び込み訪問または電話でアポを取り、担当者に手渡しする
  4. 「まず一度使ってみてください」と小額工事から関係を作る

30社回れば、2〜3社とは定期取引に発展します。

1社と取引が始まれば、月5〜10件の安定受注につながります。

③クラウドソーシング・マッチングサービスの活用

2026年現在、電気工事専門のマッチングサービスが複数あります。

サービス名 特徴 手数料
くらしのマーケット 一般消費者向け・単価は低め 20〜30%
ユアマイスター 口コミ評価が重要 15〜25%
ジモティー(出品) 地域密着・無料から始められる 0〜10%

最初はマッチングサービスで実績と口コミを積み上げ、自力集客に移行するのが王道です。

④ホームページ+SEOで検索流入を作る

「地域名 電気工事 依頼」「地域名 コンセント 増設」などで上位表示できれば、広告費ゼロで問い合わせが来ます。

ホームページ作成の費用目安はこうです。

  • WordPress+レンタルサーバー(自分で作る場合):年間約15,000円
  • 業者に依頼する場合:150,000〜300,000円

最低限必要なページは4つです。

  1. トップページ(対応エリア・工事種類を明記)
  2. 施工事例ページ(写真付きで10件以上)
  3. 料金ページ(目安金額を具体的に掲載)
  4. お問い合わせフォーム

料金を明示するだけで、問い合わせ率が大きく上がります。

⑤既存顧客からの紹介を仕組み化する

1人の顧客が満足すると、平均2〜3人を紹介してくれます。

紹介を仕組み化する方法は3つです。

  1. 工事完了後に名刺を3枚渡して「もし知り合いに困っている方がいればどうぞ」と一言添える
  2. 紹介してくれた方にAmazonギフト券1,000〜3,000円分を送る紹介制度を設ける
  3. LINEで顧客と繋がり、定期的に有益な情報(節電方法など)を発信する

紹介経由の顧客は値引き交渉をほとんどしません。

信頼関係が最初からあるため、成約率も高くなります。

元請けとして受注を増やす営業戦略

見積もりのスピードが受注率を決める

問い合わせから見積もり提出までの時間が、受注率に直結します。

  • 当日〜翌日に見積もり提出:受注率60〜70%
  • 3日後に提出:受注率30〜40%に低下
  • 1週間後:ほぼ他社に取られる

よく依頼される工事の見積もりは、テンプレートを事前に用意しておきましょう。

「エアコン新設」「コンセント増設」「照明交換」の3種類を準備するだけで、対応スピードが劇的に上がります。

単価を上げる追加提案の技術

現場調査に行ったとき、必ず周辺の状況も確認します。

たとえばこんな提案ができます。

  • 「コンセントが古いので、漏電ブレーカーも一緒に点検しましょうか」
  • 「照明をLEDに変えると、月の電気代が2,000〜3,000円下がりますよ」
  • 「今工事するなら、将来のEV充電に備えた200V回路も引けます」

押し売りではなく、顧客の利益になる提案を心がけます。

1件あたりの単価が10,000〜30,000円上がることは珍しくありません。

下請けから元請けへの移行スケジュール

いきなり下請けをゼロにする必要はありません。段階的に移行するのが現実的です。

時期 行動 目標
独立1〜3ヶ月目 Googleビジネス登録・マッチングサービス登録・不動産会社30社訪問 元請け月3件受注
4〜6ヶ月目 口コミ獲得・ホームページ公開・紹介制度スタート 元請け月8件受注
7〜12ヶ月目 SEO対策・固定取引先2〜3社確保 元請け比率70%以上

1年間で元請け比率を70%以上にすることが、最初の目標です。

下請けを完全にゼロにする必要はありません。繁忙期に安定した仕事が来る元請けルートがあれば、それだけで年収は大幅に上がります。

まとめ|元請けになるために今日やること

電気工事士が元請けになるために必要なことを整理します。

  1. 電気工事業の登録届出を都道府県に行う
  2. 損害賠償保険に加入する
  3. Googleビジネスプロフィールを今日中に登録する
  4. 地元の不動産会社30社に会社案内を持って訪問する
  5. マッチングサービスに登録して初めての元請け仕事を獲得する

下請けのままでいることは、技術があっても収入の天井が決まってしまうということです。

今日一つ動くだけで、1年後の年収が変わります。

まず今日、Googleビジネスプロフィールに登録してください。それが元請けへの第一歩です。

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